Venture Audioは1986年、“楽器の音色”や“ライブ演奏”の本質をホームオーディオに忠実に再現する“究極のスピーカー”を開発するため、一人の科学者によって設立されました。
その科学者をNjoo Hoo Kong といい、“Didi”と呼ばれていました。彼はクライオジェニックや超伝導材料の研究を行うため、フランクフルト大学で物理学の修士号を取得しました。
そこで蓄えられた知識が優れた技術的背景をもたらし、彼の“音”に対する探求心との融合により、最先端のスピーカー設計とサウンド・デザインに多くの革新が生み出されたのです。
設立当初より、各種ドライバーユニットを採用したスピーカー設計をベルギーにて行い、セラミックタイプ、エアモーションタイプ、ホーンタイプの設計にも携わりました。
その後、スピーカーユニットの自社開発を行い2001年よりCFGC(カーボングラファイトコンポジット)を採用した、自社ユニットを採用したホームオーディオスピーカー及びカーオーディオ用スピーカーをリリースしました。
その後、順次各ユニットに改良を加えCFGCタイプの他に、新たにAGC(アバカグラファイトコンポジット)という、マニラ麻とグラファイトの混合材を利用したユニットをリリースしました。
Venture Audioの本社・R&Dセンター(設計開発部門)はベルギーに、サテライトオフィスはシンガポールに設け、アジアをはじめ世界各地への製品のタイムリーな供給を可能としています。
カーオーディオ用ユニットは100時間のストレステスト、並びに厳密なペアマッチングを行っています。